子供の考える力・書く力はこうすれば伸びる!

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Vol.2 「親子で映画鑑賞会」

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親子で映画鑑賞会

 映画は、ただ観るだけでも子どもの感性を十分に育んでくれるものですが、今回は親子で鑑賞することで、子どもの論理的思考力や、自主性を育む手だてとするひと工夫を紹介します。

親子で一緒に観る

 親子で一緒に映画を観た後にはお互いの感想を言い合うようにしましょう。ただ、映画を観て「どうだった?」といった漠然とした聞き方だと、「おもしろかったよ」ぐらいの短いやり取りで終わってしまいます。そこで、まず親自身が先に感想を話してみましょう。「ママはあのシーンがかっこよくて好きだったな」など、特定のシーンを思い浮かべながら話すことによって、子どもも記憶が刺激されて、「ぼくはね……」と感想や意見が出てきます。
 そして「そのシーンもおもしろかったよね!」「そこを気に入るなんていい着眼点!」などと褒めると、子どもはうれしくなって頭がフル回転し始めます。そこで、「どう思った?」「なぜそう思った?」と順序立てて質問し、意見を聞きましょう。初めのうちは、質問に導かれて……という感じですが、慣れてくると自分から論理的に話せるようになります。さらに、意見に感心したり、それに対する考えを言ったりするなどして、対等に話すことで、子どもの自主性が伸びるとともに、自己肯定感も育まれます。

たとえばこんな映画

  • クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

    『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』

    子どもは笑って、大人は号泣。家族みんなで楽しめる映画です。
    「大人と子どもどっちがいい?」などの話題に発展させてディベートをしてみてもいいですね。

  • バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1〜3

    『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1〜3』

    タイムマシン「デロリアン」に乗って未来と過去を行き来する、手に汗握る冒険活劇です。
    「過去での出来事が未来に影響を及ぼす」といったシーンが多くあるので、出来事の「因果関係」について話を広げてみてはいかがでしょう。

vol.2 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2018年5月号掲載

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