子供の考える力・書く力はこうすれば伸びる!

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Vol.4 「わが家のアクティブ・ラーニング!?❶」

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わが家のアクティブ・ラーニング!?❶

 今回は、保護者の方からいただいた、実際におこなっているオリジナルなアクティブ・ラーニングのアイデアをご紹介します。教えてくれたのは、北海道にお住まいの、小5と小2の2人の女の子のお母さんです。

姉妹で食レポごっこ

 今、わが家の子どもたちは「食レポごっこ」に夢中です。「食レポ」、つまり、目の前の食べ物がいかにおいしいかを自分の言葉を使ってレポートする、テレビの情報番組などでやっているアレです。はじめは「おいしい」という言葉しか出てこなかったのですが、「おいしい以外の言葉も使って表現してみて」と言うと、だんだんと「味」を表現するようになり、次に、「匂い」や「食感」など、「味」以外の部分もふれるようになりました。そして今では、「ママ! 料理を出すところから!」と言って、いざ料理を出すと「まぁ、おいしそう〜」と、見たときのリアクションから始めます。最初は「表現力がつくかな」と見ていたのですが、いろいろと考えて工夫している様子に、「自主的に考える力」にも通じているような気がしています。「自分のほうがもっと上手に言えるよ」と姉妹で競い合っており、「自分なりの着眼点」も意識しているようです。今では、アニメやバラエティ番組より、食レポのある情報番組を真剣に見て、研究に余念がありません。そして、なにより、この遊びで一番うれしいのは、私の作った料理を毎回ベタ褒めしてくれることです(笑)。

 おいしさというのは、主観的で相対的なものなので、それを他人に伝わるように表現するのは、大人でも難しいことではないでしょうか。味だけじゃなく匂いや食感、言葉だけじゃなくリアクション……といったふうに、豊かな語彙や、枠にとらわれない表現スタイルが求められますね!

 なにげなく始めた遊びでも、「あれ?これって考える力がついてるかも!?」というようなことがありませんか?
みなさまのご家庭での遊びもぜひ教えてくださいね!

vol.4 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2018年7月号掲載

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