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Vol.8 「災害を想定する」

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災害を想定する

 災害に備えることは大切なことです。有事の際に少しでも落ち着いて行動できるように、家族で防災について考える機会をつくってみましょう。

自宅で

 親がいくら真剣に話しても、子どもにはピンとこないものでしょう。そこで、まずは自宅に用意してある防災グッズを実際に出してみて、一緒に使い方などを確認してみましょう。そうすることで、子どもは興味を持ち、話に参加するようになるでしょう。その際に、他に必要な物や、家のどこに置いておくかなどを、インターネットで調べたり、家族で話し合ったりして決めましょう。ポイントは、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に相談して決めるということです。

近所を散歩しながら

 散歩をしながら、災害が起こった時のことを話してみましょう。
 避難所の場所、避難経路、川、山や崖、海、橋、老朽化した建造物などを、大雨、台風、地震の様々な災害を想定しながら、「この場所がどうなるか」「近くにいたらどういう行動をするか」などを話しましょう。また、子どもがよく行く場所などを確認しておくいい機会となります。離れた場所にいた場合は、災害の種類に応じてどこで待ち合わせをするかなども決めておきましょう。

ホームセンターで

 ホームセンターには防災グッズや災害時に役立つ物が数多くそろっています。そこで、避難所にいる時、停電時、断水時などに、どういうものが必要になるかということを話しながら、見て回りましょう。家族で話し合っている時には思いつかなかった事態に対しての便利グッズなど、新たな発見があり、防災への考えが深まります。

 実際に、近所の様子や道具などを見ながら話すことで、深刻になり過ぎずに、具体的なアイデアが出やすくなります。何より災害に対する心構えができます。

vol.8 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2018年11月号掲載

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