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Vol.12 「早口言葉を作ろう」
早口言葉を作ろう
早口言葉は、大人も子どもも笑顔にします。なんだか笑ってしまいます。今回は親子でオリジナルの早口言葉作りに挑戦してみましょう!
まずは作戦会議
みなさんは、どんな早口言葉が苦手でしょうか? 「生麦生米生卵」「東京特許許可局」「新春シャンソンショー」……。いろいろな早口言葉を試してみましょう。あとから作ることを考えながら言うと、難度の高い早口言葉の傾向が見えてきます。「きゃきゅきょ」や「ぴゃぴゅぴょ」「しゃしゅしょ」が言いにくい、似たリズムや音の言葉が続くと言いにくい、1回だとなんとか言えるけど3回繰り返すと難しいなど、気付いたことを話し合って、分析してみましょう。
言葉を集める
つぎに、言葉を集めていきます。この言葉集めのポイントは、「辞書」を使うことです。国語辞典や漢字辞典で言葉を探すと、ページをめくっているあいだに、似た言葉や同じ漢字を使った言葉、同音異義語や類語など、多くの言葉との出会いがあります。
早口言葉を作る!
最後は、集めた言葉を使って文章にしてみましょう。もちろん、言いにくい言葉をただつなぎ合わせただけの、意味のない言葉だとダメです。面白くありません。とはいっても、まともな文章である必要もありません。「それ、いったいどういう状況!?」「そんなことってある!?」と思わずつっこんでしまうような、想像をかきたてるユーモラスな文章ができればいいですね。子どもの創作意欲が刺激されて、よりいっそうオリジナルな早口言葉作りに夢中になっていきます。「語彙を増やす」→「言葉を組み合わせる」→「架空の状況を想像する」このサイクルを楽しみましょう!
vol.12 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2019年3月号掲載