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Vol.14 「休日をデザインしよう」
休日をデザインしよう
みなさんは休日をどんなふうに過ごしますか? 家族で休日をデザインして、楽しく学びにつなげましょう。
テーマを決めよう
休日限定の目標やテーマを決めてみましょう。「おもいっきり遊ぶ」「とにかく笑う」「いろんなことにチャレンジする」など、ポジティブなものがいいでしょう。「わざわざ決めなくても」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。わざわざ決めることに意味があるのです。疲れたときや、気持ちが乗らないとき、仕事や日常生活の悩みなどがふと頭に浮かんだときなどに、「そうだ! この休みはとことん〇〇すると決めたんだ!」と思うことで、気持ちが切り替わり思い切り楽しめるのです。
計画を立てよう
家族で出かける予定の人もいると思います。そういう人は、事前に行き先のことを調べてみましょう。有名な観光地? テーマパーク? 名物はなんですか? そこで何を体験したり、見たり、食べたりしたいですか?
旅行などの大きな予定がないという人は、手軽にできる簡単な計画を立てましょう。たとえば、「小説を書く」「お弁当をつくって、近所の公園にピクニック」「部屋の模様替え」など、わざわざ遠出をしなくても、できることはたくさんあります!
スケジュールを立てよう
何をするかが決まったら、スケジュールを立て、紙に書いてみましょう。たとえば、「近所の公園にピクニック」だと、朝起きる時間から、持ち物は何がいるか、どこに行って、何をして遊ぶか、お昼ご飯はどこで何時に食べるかなど、よく行く公園であっても、紙に書くことで、「いつもとは違う」特別感が出ます。
子どもの休日の過ごし方は、親の計画に従う「受け身」になりがちです。家族で一緒に調べたり、段取りを組んだりすることで、主体的に考え積極的に行動するようになります。また、予定外のことが起こった場合などに、臨機応変に対応することで、判断力や決断力のトレーニングにもなります。
vol.14 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2019年5月号掲載