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Vol.16 「なぞかけをしよう」
なぞかけをしよう
なぞかけは、「柔軟な発想をする」、「頭の回転を速くする」、「語彙を増やす」など、頭のトレーニングに有効です。
なぞかけクイズ
まずは、なぞかけの構造を理解するために、クイズ形式で楽しみましょう。ふたつの言葉の共通点を探してみましょう。
なぞかけをつくってみよう
「( A )とかけて、( B )ととく。そのこころは、どちらも( C )でしょう」
まず、お題となるAを決めます。次に、そのAの特徴をいろいろ考えて、Cを決めます。そして、そのCという共通項をもとにBを考えます。
なぞかけは、なぞなぞやクイズと違い、答えがひとつではありません。その人の趣味や好みによって、出てくる発想も千差万別。大人も子どもも関係ありません。一緒にワイワイ同じ目線で楽しめるのではないでしょうか。
「ある共通項を見出して、別々のものを関連付ける」というのは、これからの時代に必要とされている『アナロジー思考』につながる発想方法です。家族で楽しく取り組めば、子どもだけではなく、おうちの人の脳トレにもなりますよ!
次に、個人の年表を持ち寄って、家族年表にしましょう。家族全員の年表を、ひとつに合体することで、また違ったものが見えてくるはずです。完成した年表を見ながら、その時々の思い出を話しましょう。それぞれが〇歳のとき、どんなものが流行していたか、どんなことに夢中だったかなど、様々なことを比較してみることで、時代の流れや、世代間のギャップなどを、より深く感じ取ることができるでしょう。
子どもたちは、家族年表作りを通して、少し昔の話が聞けたり、情報整理力が身につけられたりします。何より、家族でワイワイ楽しく取り組むことで、お互いのことをより深く理解し合えるでしょう。
vol.16 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2019年7月号掲載