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Vol.19 「絵を見せない読み聞かせ」

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絵を見せない読み聞かせ

 本が好きな子どもに育つ、親子間のコミュニケーションが取れるなど、様々な効果があると言われている「読み聞かせ」。絵本を使って、一緒に挿絵を眺めながら読み進める形が主流ですが、今回は「絵を見せない読み聞かせ」の方法を紹介します。

絵を想像しながら聞く

 特別な準備は必要ありません。読む本も、挿絵があるものでも、ないものでも、自由に選んでください。本を読み聞かせるときに、絵を見せず「どんな絵なのか想像しながら聞いてごらん」と言うだけです。最初のうちは「どんな髪型だと思う? 服は?」など、想像しやすくなるようなヒントを出してあげましょう。また、知らない言葉や想像しにくい言葉について教えることで、自然と語彙を増やすことができます。

頭の中の絵を描いてみる

 読み聞かせが終わったら、想像した絵を実際に描いて、印象に残った場面を紹介しましょう。そうすることで、想像力だけではなく、表現力も身に付きます。
 子どもだけではなく、家族みんなで描いてみるといいですね。挿絵のある本の場合は、本の挿絵もここで見比べて、お互いに感想を言い合いましょう。実際の挿絵よりも、自分たちで描いた絵のほうが好き! なんてこともあるかもしれません。

 現在、「読み聞かせ」は教育現場や図書館、家庭などで広く普及していますが、「絵を楽しむ」ことから「文字を読む」ことへのハードルが越えられずに、やがて、本が嫌いになってしまう子どもがいることも指摘されています。ですが、こうした「絵を見せない読み聞かせ」を行えば、文字だけで物語の世界を楽しむことに慣れて、文字だけの本への抵抗感をなくすことができるでしょう。

vol.19 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2019年10月号掲載

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