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Vol.23 「家読を記録しよう」

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家読を記録しよう

 「家読」とは、その名の通り家庭で読書を楽しむこと。全国の学校で行われている始業前に読書の時間を設ける「朝読」の家庭版として誕生した取り組みです。家族で好きな本を読んで読んだ本について話すというもので、特別なルールはありません。今回は、楽しく続ける方法として様々な記録のつけ方をご紹介します。

うちどくノート

 全国で「家読」を推進する自治体が増えており、学校や図書館などのホームページから「うちどくノート」をダウンロードして印刷することができます。1冊ずつコメントを書くもの、書名だけを書くもの、読んだ本の数だけスタンプを押すものなど、その形式は様々。家族みんなで楽しく記録できそうなものを選びましょう。

手帳やふせん

 市販品を利用する場合は「ワナドゥ手帳 読書」(LOFT)や、「ムーミン100冊読書ノート」(講談社文庫)など、読書記録に特化したものが便利です。ふせんタイプの「暮らしのキロクBOOK」(キングジム)なら、普段使いのノートに貼るだけで読書ノートを作ることができ、気軽に始められます。

アプリ

 読書記録アプリも増えています。例えば「Readee」はバーコードを読み込むだけで登録でき、まだ字をうまく書けない小さな子でも簡単に読み終わった本を登録できるので、楽しく記録ができます。ただし、情報を共有するタイプのものが多いため、本の感想などを公開したくない場合には注意が必要です。

 「家読」の目標は読書の習慣をつけること。家族そろって本を読んだり感想を話したりする時間を取るのが難しくても、それぞれが自由に記録をつける形で、一緒に楽しみながら読書を続けていきましょう。

vol.23 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2020年2月号掲載

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