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Vol.31 「自由研究」

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自由研究

 夏休みの宿題に出されることの多い自由研究。自分の好きなテーマについて調べる自由研究は、まさに「主体的な学び」ですが、だからこそテーマや方法に悩んでしまうというご家庭もあるのではないでしょうか? そこで今回は、自由研究のヒントを紹介します。

自分だけのテーマを見つける

 本やインターネットで自由研究について調べると、テーマと研究手順を詳しく紹介しているものがいくつも見つかります。しかし、予め用意されたものをなぞるだけでは「主体的」とは言えませんし、他の子と被ってしまうこともあります。折角なら独自のテーマを見つけましょう。見つけ方としては、アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所が提供している教材「世界でたったひとつの自由研究の見つけ方」を使ってみるのがおすすめです。生活の中で見つけた「興味のタネ」を書き出し、タイトルに使いやすい「まほうの言葉」から好きなものを選んで組み合わせていくだけで、テーマが見つかるようになっています。

進め方のヒントを出してあげる

 テーマが決まったら、テーマに合った方法で調べて、結果をまとめますが、子どもだけでは難しいこともあります。そんな時は、親子で話し合いながらどうすればいいのか考えてみましょう。「世界でたったひとつの自由研究の見つけ方」には、最後に「比べてみる」「作ってみる」など進め方のヒントも載っています。「何と何を比べたらいいと思う?」「作るには何が必要かな?」など、具体的な進め方が見つけられるようなヒントを出してあげるといいですよ。また、「自然科学観察コンクール(シゼコン)」などの自由研究に関するコンテストのWEBサイトには、進め方のアドバイスが掲載されているので、それらも参考になります。

 自由研究は、「主体的な学び」になると同時に、子どもが好きなことや興味のあることについて話すきっかけにもなります。子どもの主体性を重視しながら、家族みんなで楽しめるように取り組んでみてくださいね!

vol.31 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2021年8月号掲載

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