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Vol.35 「防災体験をしよう」
防災体験をしよう
毎年9月1日は「防災の日」、8月30日〜9月5日は防災週間であり、多くの学校や会社で防災訓練が行われます。家庭でもしっかり備えておきたいですね。気軽にできる防災体験を通して、楽しみながら学んでみましょう。
防災ごっこで備えを確認しよう
家庭で簡単にできる防災体験としては、電気や水道を使わない日を決めて生活してみる「停電ごっこ」や「断水ごっこ」がおすすめです。懐中電灯や水を用意していても、いざ必要となった時に使えなければ意味がありません。停電した時にどの部屋にいても懐中電灯をすぐに見つけられるか、一日の生活に水はどのくらい使うかなど、確かめてみてください。実際に体験してみると、いろいろな問題点に気付けますので、どう備えておくのがいいか、家族みんなで話し合いましょう。
また、災害時に電話やインターネット上でメッセージを伝えられる災害用伝言サービス「171」も、毎月1日と15日、防災週間などに体験利用できます。使い方に慣れておくと安心です。
地域の防災施設へ行ってみよう
防災体験ができる施設は全国各地にあります。バーチャル映像を見たり、地震の揺れや台風の強風・豪雨を体感したり、消火器の使い方を教わったり、様々な体験ができます。また、地域の防災情報なども学べます。レジャー気分で大人も子どもも楽しみながら防災知識が身に付けられるので、ぜひ家族で訪れてみてください。
市民防災ラボのホームページでは、日本全国の防災体験施設が紹介されています。
http://bosailabo.jp/research/museum.htm
防災と聞くと、きちんとしなくてはと身構えてしまうかもしれませんが、災害はいつ起こるかわからないので、日頃から意識しておくことが最も大切です。気軽に楽しく始められることから生活に取り入れていきましょう!
vol.35 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2022年9月号掲載