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Vol.37 「地域の課題を考えよう」

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地域の課題を考えよう

 2023年4月は、全国で一斉に地方選挙が行われます。知事や市長、地方議会の議員を選ぶ地方選挙では、地域の課題がテーマになります。この機会に、自分たちが住む街の問題について、考えてみましょう!

身の回りで困っていることを探す

 政治や選挙と聞くと、難しそうでよくわからない、自分とは直接関係がない、と感じてしまう人が多いかもしれません。ですが、地域社会の政治は、私たちの生活と密接に関わっていて、立場や年齢に関係なく、声を届けやすい仕組みになっています。多くの自治体が、公共施設やホームページなどで意見を募集し、寄せられた意見への回答も公表しています。
 実際に、小学生の「ポイ捨てをなくしたい」という声でポイ捨てを禁止する条例ができたり、「ボール遊びができる場所を増やしてほしい」という声で遊べる公園が増えたりした例が全国にあります。普段の暮らしの中で、困っていること、こうなったらいいのにと思っていることはないか、家族みんなで探してみましょう。

家族で選挙に行こう

 近年の地方選挙では、給食費無償化など、子育て支援がテーマになることが多いです。候補者の話を比べてみて、最も良くしてくれそうなのは誰か、どうしてそう思うのか、家族で話し合ってみてください。投票所には18歳未満の子どもでも入ることができるので、選挙にも家族みんなで行きましょう。
 また最近では、選挙で投票すると近隣の飲食店などで割引が受けられる選挙割のサービスも広がっています。選挙に行って、帰りに利用するのもおすすめです。

 選挙権が18歳に引き下げられて以降、小学校でも選挙に主体的に参加する子どもを育てる取り組みが進んでいます。家庭でも、地域の課題、身近な問題を通して政治について考える機会をつくっていきましょう。

vol.37 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2023年3月号掲載

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