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Vol.41 “眠り”を良くしよう

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“眠り”を良くしよう

 厚生労働省が2023年末にまとめた睡眠ガイドでは、小学生の睡眠時間は9~12時間を確保することが推奨されています。しかし、日本は他国に比べて睡眠時間が短く、子どもの睡眠不足も問題になっています。子どもが夜更かしをして困っているという家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、楽しく睡眠習慣をつける方法を紹介します。

■正しい睡眠習慣について知る

 まずは、睡眠にはどのような効果があるのか、足りていないとどのような問題が起こるのか、しっかり眠るためにはどうすればいいのかを一緒に学んでいきましょう。文部科学省プロジェクト「早寝早起き朝ごはん」全国協議会のWEBサイトから、ガイドブックがダウンロードできます。小学生向け、中高生向け、保護者向けなど、対象別にわかりやすくまとめられています。「小学生は何時間眠る必要があるでしょう?」「何時に寝て何時に起きれば足りるかな?」などクイズ形式で考えさせてみましょう。

■睡眠の記録をつける

 次に、話し合って起床時刻と就寝時刻を決め、日々の睡眠の記録をつけましょう。約束した就寝時刻を守れた日が1週間続いたらごほうびを用意するなど、楽しく続けられる工夫をすると良いですね。夢日記をつけるのもおすすめです。「早寝早起き朝ごはん」ガイドブックにも睡眠の記録欄がありますし、アプリを利用する方法もあります。眠る前に電子デバイスの光を浴びすぎるのは良くないので、注意して使う必要がありますが、睡眠を計測・記録・分析できるゲームアプリ「Pokémon Sleep」も眠るのが楽しくなると評判です。
 

 「寝る子は育つ」と言われるくらい、睡眠は子どもの健やかな成長に欠かせないものです。しっかり睡眠をとると学力や体力が向上することが知られています。良い“眠り”のために、できることから取り組みましょう!

vol.41 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2024年3月号掲載

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