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Vol.42 SDGsガイド 家庭での取り組み編
SDGsガイド 家庭での取り組み編
国連が掲げる「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」。すっかり馴染みのある言葉となりましたが、家庭でも取り組めていますか?今回は、家庭でも簡単に楽しくできる取り組みを紹介します。
■日常生活に取り入れる
国連は、SDGsの達成へ向けて日常生活で簡単に取り入れられる行動を「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」として、「レベル1:ソファに寝たままできること」「レベル2:家にいてもできること」「レベル3:家の外でできること」「レベル4:職場でできること」の4段階に分けて紹介しています。「電気を節約しよう」「買い物にはマイバッグを持参しよう」など、すでに多くの家庭で行っているであろうことも含まれています。ガイドを確認して、もう取り組めていることや、これから取り組めそうなことを話し合ったり、どの目標達成につながるのかを考えたりしてみてください。
※ナマケモノにもできるアクションガイド
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/24082/
■環境ラベルを探す
日々の買い物で、環境への負担が少ない物を選ぶことも身近な取り組みのひとつです。商品やサービスがどのように環境に配慮しているかを教えてくれるマークや目印を「環境ラベル」と言います。人間の手で「e」を表した「エコマーク」など、一度は目にしたことがあるはずです。様々な種類があり、環境省がデータベースを公開していて、マークや品目から検索できます。どのような商品にどのようなマークがついているのか、ぜひ探してみましょう。見つけたら、まず意味を一緒に考えてから、正解を調べてみるのがおすすめです。
※環境ラベル等データベース
https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/
SDGsは2015年9月に採択され、2030年までの達成を目指しています。2023年は折り返しの年でしたが、国連は、新型コロナウイルス感染症や戦争などの影響で停滞しており、このままでは達成は不可能であると発表し、これまで以上のペースで取り組むことを求めています。家庭でも、一人ひとりができることを考え、取り組んでいきましょう!
vol.42 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2024年6月号掲載