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Vol.49 地図を使って“地域歩き”を楽しもう

地図を使って“地域歩き”を楽しもう
春の足音が近くまで聞こえてきました。暖かく気持ちのよい春は、外を歩くのにぴったりの季節です。自分たちが住む地域を歩いてみましょう。けれど、ただ歩くだけではもったいないので、地図を使って「歩く前の用意」をしてみることをおすすめします。実は、この時間こそが、〝地域歩き〞のいちばん楽しいところなのです。

「歩く前」を存分に楽しもう
まずは、自分たちが住んでいる地域が載っている地図を用意しましょう。紙の一枚ものの地図がなければ、サイトの地図をプリントしたものでも十分です。公園や図書館、気になっていた建物など、行ってみたい場所に赤ペンで丸を付けてみます。3つか4つ程度で留めると、計画が立てやすくなります。
次に、それらをつなぐように線を引いてみましょう。「この道は安全かな」「この裏道は楽しそうだな」と考えながら線を引くことが大切です。この準備に時間をかけるほど、実際の地域歩きは、発見の多いものになります。
歩くときは、写真を撮ったり、気づいたことをメモしたりしましょう。帰ったら、写真を小さくプリントして地図に貼り、メモを書き足します。すると、自分だけの地図ができあがり、地域のことが前よりもよくわかってきます。
町の見え方がどんどん変わる
行きたい場所をいくつか回れたら、次は少しレベルアップです。今度は、町の端から端まで歩いてみましょう。町の長さを体で感じることができます。
さらに、町の境を意識して歩いてみると、町の広さや形がはっきりしてきます。いつも通らない道にも、町の新しい表情があることに気づくでしょう。こんな問いも考えてみてください。「もし60分しか時間がないとしたら、どんな道を選ぶ?」。地図を見ながら考えることで、歩き方はいくつもあるとわかります。歩いたあとにもう一度地図を見ると、見え方が変わっているはずです。地図は、道を教えるだけでなく、考えを広げてくれる道具です。くり返すうちに、地図を読む力が自然と身についていきます。
vol.49 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2026年3月号掲載
