子供の考える力・書く力はこうすれば伸びる！

ヒント
これまでの３回分の平均をとりましょう。

　考え方は次の手順です。
① １回分を作るのにかかる時間を求める
② 残り時間で何回作れるか求める

① 繰り返しの作業をするときには、それまでの作業時間を元に大体の作業時間の目安を持つと、時間を予測したり、段取りよく進めたりすることができます。
　この問題では、これまでに３回同じ分量で作っているので、３回の平均を求めて１回分を作るのに大体何分かかるかを求めましょう。
平均の求め方
（３回分の時間の合計）÷（回数の３）=（１回分のおおよその時間）
これに当てはめて求めると、
（54＋37＋48）÷３ = 46.33…　→ 約46（分）
１回にかかる時間は約46 分とわかりました。

② 残りの時間がどれだけあるか考えます。現在が15 時で片付け始めるのが16：45 なので、残り時間は１時間45 分（105 分）あります。これを①で求めた１回分の時間でわると、
105（分）÷46（分／1 回）＝ 2.28…（回）
小数点より小さい数は回数としては数えられないので、残りの時間で作れる回数は２回ということになります。