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Vol.24 「正しい欠片はどれ?」
正しい欠片はどれ?
壊れてしまったおもちゃを直します。しかし、同じ種類の別のおもちゃの欠片も混ざってしまっていました。下の中から、割れている箇所にぴったり当てはまる正しい欠片を探してください。
ヒント
全く同じ形であることを確かめましょう。
全く同じ形のことを「合同」といいます。合同を確かめるには、長さが等しいことを確かめたり、角度が同じことを確かめたりする必要があります。生活の中で一番簡単なのが、長さが全て等しいことを確かめることです。以下をポイントに調べていきましょう。
・辺の長さが等しいこと
・合同な形は回転させても合同
左側の四角形と右側の三角形に分けてA~G の欠片が割れた部分と合同か確かめていきましょう。
① 四角形の割れた部分にある欠片
欠片の中で四角形なのは、 C・E・Fです。 Cは形が同じに見えますが、辺の長さは1つも同じではないので、合同ではありません。 Eは一番長い辺が下になるように回転させると2辺は合いますが、他の2辺が一致しません。Fを回転させると、全ての辺の長さが一致するので、合同であることがわかります。
② 三角形の割れた部分にある欠片
欠片の中で三角形なのは、 A・B・D・Gです。四角形と同じように全ての辺の長さが一致する三角形を探すと、Dだとわかります。
この三角形の場合は一辺が短いのが特徴なので、その辺から考えると効率よく調べられます。
vol.24 ブンブンどりむ 保護者向け情報誌「ぱぁとなぁ」2020年3月号掲載